人生の谷をどう乗り切るか

夫がうつ病になり共倒れしたところから復活を目指す記録

【夫婦うつ病で共倒れ】④私も躁うつ病(双極性感情障害)になりました

1週間泣き続けた私は、実家に数日帰ることになりました。母が一度帰ってきなさいと言ってくれたんですね。

特に母とは現状の話は詳しくしませんでしたが、うつ病の夫がいる家から離れ少しばかりリフレッシュできた私は再度仕事に行く生活を取り戻しました。

 

しかし、仕事中も休憩時間はトイレで泣いてしまったり情緒不安定でした。

そして1ヶ月程たったある日、私は突然とてつもない全能感に襲われます。そして「あ、逃げちゃおう。どこかへ旅に出てこんな不幸状況を忘れてリセットしよう!」と唐突に旅支度を始めました。新婚でこんな惨めな状況から逃げ出したいという幼稚な動機でした。

もちろん夫は全力で止めてきました。

壊れたロボットみたいに「どこかに行く」と私は繰り返すだけでした。

 

悶着あって結局私は家に残りました。

ですが私の中で唯一の逃げ道が絶たれた絶望感と現状の惨めさで頭はいっぱいです。

また1日中泣く日々がやってきました。

もう立ち直ることはできませんでした。

 

ようやく私は心療内科を受診し、双極性感情障害(躁うつ病)と診断されました。

会社はそのまましばらくのお休みをいただきました。

 

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以上で夫婦でうつ病になるまでの経緯については一区切りつけたいと思います。

私の「自分ばかりが不幸、惨め」という独りよがりの文章に嫌気がさした方もいらっしゃると思います。

その気持ちの根っこには、母のうつ病で自分なりに苦労したのに今度はなぜ夫がうつ病になってしまったのか、新婚なのに幸せとは程遠い生活、という思いがありました。

こうした私の気持ちを、今では「とても幼かったね。でも仕方なかったね。私の苦しみは私にしか分からないからね。人からどう見られても、結局は自分がどう思うかだよ。」と他人に理解を求めず自分で消化できるようになりました。なので例えばこの記事が炎上したとしても私は凹まないと思います。

 

 

2018年11月現在、夫婦で無職中という傍から見たらろくでもない夫婦ですが、早く来てしまった老後として毎日2人仲良く過ごしています。

 

私は新婚で躁うつ病の無職アラサー女性(夫婦で無職生活中)

ご覧いただきありがとうございます。

 

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